サイズ(cm):φ5.5×H2.2
素材:桑材
作り手:伯兆
小さなちいさなキャンパスに、独特の世界観を繰り広げた作品を作り続ける蒔絵師 伯兆さん。
毎回手に取るたびに、美しく、緻密で、そしてちょっとクスッと笑ってしまうような物語のある絵に魅入ってしまいます。
こちらは、型染め作家イロハナさんの型絵染作品から着想し、伯兆さんによりオリジナルデザインされた香合です。
森の中には、微生物や草木、動物など様々な生き物たちが住み、その命は循環しています。森から強い生命力を感じるのは、長い年月の間無数の生き物たちが相互作用して作り上げてきた、生き物自身のための棲家だからでしょうか。
森の番人フクロウが、大きな翼を広げ悠々と見守っています。
こちらがイロハナさんの型絵染作品。
1972年 茨城県生まれ
1993年 女子美術短期大学造形科生活デザイン教室卒業。
同年、父でもある蒔絵師「一径」に師事。
主に鼈甲の装身具に蒔絵をするのが仕事。
修行10年目に「伯兆」の号を賜る。
現在は愛知県在住。子育てをしながら製作活動。