サイズ(cm):W25×D10×H20
産地:秋田県
秋田・角館の農村で、農具として生まれたイタヤ細工。
樹齢20〜30年のイタヤカエデの若木の幹を、厚さや幅を揃えて帯状に裂いて材料をつくり、それを編んでいく工程は気の遠くなるような手作業です。
今では数軒ほどになってしまった職人たちが、こつこつとその技を守っています。
美しい木肌を持つ、端正な姿のかごバッグです。
光を受けるとより白さが増し、光沢感を感じるほど。
定番の手提げより一回り小さめのサイズで、あまり荷物が多くない時にちょっと持って出かけるのに便利。
それでも、お財布、ポーチ、350mlのタンブラー、文庫本など最低限のものはしっかり収納できます。
持ち手に草木染めのハンカチなどを結んで色をプラスするのもおすすめです。
あけびや山ぶどうに比べて、軽さが魅力のイタヤかご。見た目も軽やかで、弾力性があってしかも丈夫。
使えば使うほど飴色になっていく、育てるのが楽しい素材です。
使わないときは、細々としたものを入れて収納かごにするのもおすすめ。幅を取らないし、持ち手付きだからお掃除の時もラクに持ち上げられて便利。
2サイズあります。手前がSサイズ、奥がMサイズ。
■素材の特徴
作りたては白っぽい木肌ですが、年数が経つうちにゆっくりと飴色になってゆきます。
■お手入れ
使用後は、堅く絞った布などで軽く拭いてください。汚れのひどい場合は、軽く水洗いしてください。
水分をよく拭き取ったあと、直射日光を避けて風通しのよい場所でよく乾燥させてください。
ぬれているとカビの原因になります。