サイズ(cm):φ5.5×H2.2
素材:桑材
作り手:伯兆
小さなちいさなキャンパスに、独特の世界観を繰り広げた作品を作り続ける蒔絵師 伯兆さん。
毎回手に取るたびに、美しく、緻密で、そしてちょっとクスッと笑ってしまうような物語のある絵に魅入ってしまいます。
※こちらは当店オリジナルのデザインで製作していただいた一点もので、今後再販されることはございません。
穏やかな春の一日。
赤ちゃん猫をあやしながら、野原にお散歩に出るお母さん猫。
ナズナにタンポポにシロツメクサ・・・控えめに咲く野の草花に囲まれて、切り貝をふんだんに使った華やかな桜色の着物が一層引き立ちます。
裏側には、タンポポがワンポイントに。
空を見上げるお母さん猫の優しい表情を眺めていると、どこからか子守歌が聞こえてきそう。
たまにはこんなお花見も良いですね。
桐箱には、タンポポの漆絵が描かれています。
1972年 茨城県生まれ
1993年 女子美術短期大学造形科生活デザイン教室卒業。
同年、父でもある蒔絵師「一径」に師事。
主に鼈甲の装身具に蒔絵をするのが仕事。
修行10年目に「伯兆」の号を賜る。
現在は愛知県在住。子育てをしながら製作活動。