サイズ(cm):H7.8×W5
素材:土(粘土)
産地:福島県
日本の郷土玩具として、古くから各地で作られている土人形。
中湯川人形は、東京は浅草で生まれ育った作り手が会津の山奥に移り住み、以来数十年に渡り作り続けている土人形です。
「お父さんとお母さん、どっちが好き?」とたずねられたこどもがお饅頭を二つに割って、「どっちの饅頭がおいしい?」と問い返し大人を諭したという、禅問答に由来する人形。
饅頭喰い人形は江戸の頃から作られている人形で、もともと商売繁盛・千客万来を祈願したものが、明治頃から子どもの健勝祈願へと変わっていったといわれます。
黄色いほっぺのやさしい表情で、見ているとほのぼのと温かい気持ちになります。
工房内の様子。土人形がずらりと並んでいます。
■ 使用上の注意
水がかかったり濡れた手で触ったりすると、色移りする可能性がございますのでご注意ください。