サイズ(cm):約φ24×H7
素材:あけび
産地:長野県
※サイズが多少異なることがあります。
奥信濃の山地に自生しているあけびづるを使い、様々な形のかごが作られています。
蔓は通常、編む前に水などに浸して柔らかくして編むのですが、こちらの蔓は、温泉地ならではの知恵で、温泉(麻釜)に浸し熱湯処理してから使用します。
近年、良い蔓が採れなくなってきていると聞きますが、これだけの材料を揃えるのは相当な労力を必要とします。どのかごにも言えますが、編む前の材料作りが最も技術を要するところ。同じ太さの蔓を揃え、大きなかごになるほど長さも必要になります。
手に取る度に、丁寧な仕事と丈夫さに魅了される。そんな職人さんのあけびかごをお届けします。
蔓を割かずに贅沢にまるごと1本で編まれた持ち手付きのかご。
がっしりと丈夫で、フルーツを盛ったり湯飲みなどを収納するのにも便利。均等にすき間を作りながら編む透かし編みは、見た目も美しく、棚やテーブルの見せるかごとしてもおすすめです。
■素材の特徴
あけびの蔓は、弾力性がありとても丈夫です。
使っていくうちに、どんどんツヤが増しなめらかになっていきます。 そして、年々濃いあめ色に変化します。 たくさん使って次第に変化していく様をお楽しみください。
■ お手入れ
あけびは自然素材のため湿気をきらいます。もし濡れてしまったら、 布でふいてお部屋の風通しのよい場所で乾かしてください。
クローゼットなどにしまい込まないで、使わない時もインテリアとしてお楽しみください。